レンタルオフィスの防音・騒音対策の重要性|選定時のポイントも解説

2023年12月28日

オフィスを構えるにあたり、気になることの1つに防音性があります。社員が快適に働くためだけでなく、会社自体を守る意味でも防音・騒音対策は重要になります。 レンタルオフィスを利用する際は、できるだけ防音・騒音対策ができている物件を選びましょう。
今回は、レンタルオフィスに防音・騒音対策が必要な理由とレンタルオフィスの選定ポイントを解説します。レンタルオフィスの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

レンタルオフィスにおける防音・騒音対策の重要性

レンタルオフィス選びでは、立地やサービス内容が重要視されます。もちろん立地やサービス内容も大切ではあるものの、社員が快適に仕事をするには防音・騒音対策も同じくらい重要です。 防音・騒音対策に優れたレンタルオフィスを選ぶことで、会社の情報を守れるだけでなく作業効率の向上も目指せます。 ここでは、レンタルオフィスに防音・騒音対策が必要な理由を3つ解説します。

情報漏洩を防ぐためにも、レンタルオフィスには防音・騒音対策が必要です。
レンタルオフィスは、他の企業や個人事業主と共同利用するスタイルが多く見られます。防音・騒音対策が不十分だと、会議の声や社員同士の会話などから会社の重要な情報が外部に漏れるリスクがあります。情報漏洩は社会的信用の低下を招くため要注意です。
不特定多数の人が出入りすることを踏まえて、情報管理への意識を高めましょう。

レタルオフィスの防音・騒音対策が不十分だと、作業効率の低下につながる可能性があります。 他の企業や個人事業主の会話や会議のやり取りが聞こえてくるようでは、自分の仕事に集中できず生産性の低下にもつながります。キーボードの操作音やコピー機の音など、さまざまな音が聞こえる騒々しいオフィスでは、ストレスを感じる社員もいるでしょう。 防音性が高いオフィスであれば、社員同士のコミュニケーションを取りやすくなるというメリットもあります。

レンタルオフィスで電話業務やオンライン会議をするには、防音・騒音対策が重要です。 電話やオンライン会議では、業務に関する内容を声に出して伝える必要があり、防音性が低い環境では情報漏洩のリスクが高まります。声を潜めて電話対応や会話をすると伝達ミスが起こりやすくなるため注意しましょう。 防音・騒音対策がされているオフィスであれば、雑音による聞き取りミスの発生も防げます。静かな環境であれば、双方のプライバシーも保護しやすくスムーズかつ安全に業務を行えます。 企業への信頼度が高まり、結果として顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

レンタルオフィス選びのポイント6選

レンタルオフィスの防音・騒音対策がどれくらい講じられているかを知るには、実際に音の伝わり方を感じたり構造を確認したりするのが1番です。 気になるレンタルオフィスがあれば、まずは防音・騒音対策をチェックしてみましょう。 ここからは、レンタルオフィスを選ぶ際のポイントを6つ解説します。

防音・騒音対策を重視する際は、完全個室の有無を確認しましょう。 レンタルオフィスには、完全個室タイプと半個室タイプがあります。それぞれの特徴は、下記の通りです。

推奨されるオフィスの広さについて

完全個室タイプ ● 天井までの仕切り壁がある
● 他のスペースと区切られている
半個室タイプ ● パーテーションで区切られている
● 仕切り上部は開いている

完全個室タイプは防音性が高く、電話業務・オンライン会議を含む業務に適しています。一方、半個室タイプは仕切り上部が開いているため、完全個室と比べると防音性が劣ります。個人情報を取り扱う際は、特に注意が必要です。 防音・騒音対策を重視する方にとって、完全個室かどうかは最も重要なポイントと言えます。

音の伝わり方は建物の構造によっても大きく異なります。防音・騒音対策に優れたレンタルオフィスを利用するには、建物の構造にも注目しましょう。 建物の構造の主な種類は、下記の3つです。

  • 木造
  • 鉄骨
  • 鉄筋コンクリート
  • 基本的に、建物の説明書きに「〇〇造」と記載されている部分が、建物の構造を示す内容です。
    ただし、建物の構造は主要パーツの造りを意味しているため、柱や壁などには他の建材が使われていることも珍しくない点を理解しておきましょう。 防音性は、「木造<鉄骨<鉄筋コンクリート」の順に高くなります。

    外観は防音性が高い鉄筋コンクリートでも、コストを浮かせるために内装の壁に木材や石膏ボードなどが使われるケースが多く見られます。 厚みのある建材を使っている建物のほうが防音性は高くなるため、部屋の建材にも注目してレンタルオフィスを選びましょう。 使われている建材の種類を確かめるには、壁を軽くノックして音の響き方を聞く方法があります。木材や石膏ボードが使われている薄い壁は、高くよく響く音がします。一方、コンクリートが土台になっている壁は、詰まった固い音がすることが特徴です。 木材や石膏ボードの壁でも、吸音材や遮音材が使われている部屋は防音性に優れています。

    部屋の配置によっても音の伝わり方は変わってきます。 音漏れリスクや騒音リスクを低減するには、角部屋のように隣接する部屋が少ない配置がおすすめです。角部屋であれば、人の往来が少なくなり足音や会話などの騒音を軽減できます。 共有のコワーキングスペースや会議室が近いと音漏れや騒音が気になりやすく、情報漏洩のリスクも高まるため、なるべく離れた部屋を選びましょう。 ただし、角部屋や共有スペースから離れた部屋は人気が高く、必ずしも空きがあるとは限らない点に注意してください。

    レンタルオフィスの中には、オンライン会議用ブースや電話用ブースなどの共有スペースが設置されているケースもあります。オンライン会議や電話対応が少ない会社であれば、必要に応じて共有スペースを活用するのも1つの方法です。 完全個室は半個室に比べて料金が高く設定されているため、予算の関係で完全個室の利用が難しい方も少なくありません。騒音が気になる方は、共有スペースを上手く活用しましょう。

    隣接する部屋の利用者の業種によって、聞こえてくる音の大きさや種類が異なります。気になる音が聞こえる業種であれば、離れた部屋を選ぶのがおすすめです。 例えば、PC作業が多い業種であればタイピング音が多くなります。テレアポ業務や打ち合わせが多い業種であれば、電話の着信音や会話が多くなるでしょう。 社員の集中力や作業効率の妨げにならないように、騒音が気になりやすい業種が多く利用するレンタルオフィスは避けたほうが無難です。

    レンタルオフィスは、契約前に無料で内覧できるケースがほとんどです。事前に雰囲気や騒音リスクをチェックしておくことで、契約後のトラブルを避けやすくなります。 レンタルオフィスの内覧でチェックすべきポイントは、下記の通りです。

  • オフィス内の音が気にならないか
  • 電車や車など外からの騒音が気にならないか
  • 防音や騒音対策が取られているか
  • 共有スペースなど設備が整っているか
  • 騒音レベルは、オフィス内の事情だけでなく周辺環境によっても変わります。実際にレンタルオフィスに足を運ぶことでわかる内容も多いでしょう。 ただし、レンタルオフィスを利用する以上、完璧な防音・騒音対策は難しいと言えます。レンタルオフィスは新たな交流のきっかけになる場所でもあるため、多少の騒音はメリットにもなり得ます。考え方次第では、人脈づくりに活かすこともできるでしょう。

    レンタルオフィスを利用する際は、情報漏洩や作業効率の低下を防ぐために防音・騒音対策が必要です。レンタルオフィス選びでは、完全個室の有無や防音性の高さなどをしっかりチェックしましょう。
    レンタルオフィスの防音・騒音対策が十分かどうか見極めるためにも、契約前に内覧することがポイントです。ただし、完全個室の防音タイプでない限り完璧な防音を求めるのは現実的ではありません。 多少の騒音は割り切って、なるべく防音・騒音対策ができているレンタルオフィスを選びましょう

    レンタルオフィスに少しでも興味がある方は、法人向けのレンタルオフィス「クロスコープ」へお気軽にご相談ください。随時内覧を受付ております。