レンタルオフィスと賃貸オフィスのコスト比較

2021年8月10日

レンタルオフィスと賃貸オフィスのコスト比較

最近のレンタルオフィスは、専有部分の個室を利用し、物理的なセキュリティとネット環境などの情報セキュリティの安全性が保たれています。通常の事務所賃貸よりも利点の多いレンタルオフィスを選ぶ企業が増加しています。

賃貸オフィスとレンタルオフィス、一番の差が生じる点は、やはりコスト面です。
1)初期コスト
2)ランニングコスト
3)退去コスト
契約の開始時期、契約期間中、契約終了時と、それぞれに差が生じます。レンタルオフィスと賃貸オフィスのコストを比較してみましょう。


初期コストについて

賃貸オフィスの場合、契約~利用開始までに一番経費と準備時間がかかります。契約後に賃料の10~12ヶ月分にあたる敷金を賃貸人に支払わなければなりません。また、契約した賃貸オフィスは、正に「まっさら」の状態ですので、内装工事、インフラ工事(ネット環境・電気・電話工事)が必要になり、ここでもまた経費が発生します。さらに社員が使用する什器の購入、移転(搬入)作業費の費用も発生します。

これに対して、レンタルオフィスの場合は、既にビジネスインフラが整い、共有部分の会議室・ラウンジ・コワーキングエリアなどの用意も あるので、工事費用などの負担もありません。数ヶ月分の保証金と、わずかな契約事務手数料を支払えば、ワンストップで直ぐにビジネスを開始することができます。


ランニングコストについて

賃貸オフィスの場合、賃料、共益費(ビル管理費など)以外にネット通信費用、電話通信料、水道光熱費を別に支払う必要があります。またオフィス什器や複合機などをレンタルしている場合には、そのレンタル費用、リース費用等を毎月支払わなければなりません。

レンタルオフィスの場合は、月額使用料の中に、通信費用、水道光熱費用が含まれています。複合機などビジネスに必要な機器も備わっているので、自社で機器をリースする必要はありません。また会議室など他社と共有する部分の費用はシェアすることになりますので、専用の個室だけの使用料を支払い、併設する施設も使えるという点でランニングコストを抑えつつ、実際の使用面積は広いので、効率的であると言えます。


退去コストについて

賃貸オフィスの場合、契約を終了すると、オフィスの原状回復費用が発生します。一般的に坪15~20万円程度の費用です。かなり高額な金額をオフィス退去の際に支払います。

レンタルオフィスの場合は、賃借した専用個室に造作などを行った特別な場合を除き、退去時は特に金額が掛からない、または安価なクリーニング費を支払うというスタイルになっています。

コスト比較

最後に、契約期間や条件面でも大きな違いがあります。賃貸オフィスでは、契約期間が長期(2-3年)、また定期建物賃貸借契約(定期借家契約)形態で行われることが多く、原則として一定期間で契約は終了、契約を更新しない旨の規定をすることも可能になっています。

レンタルオフィスの場合は、契約期間や条件について比較的柔軟に調整してくれることが多いようです。契約期間の長さは、賃料の総額「コスト」に大きく関わりますので、その点も賃貸オフィスとレンタルオフィスには大きな差が生じます。