「ソーシャルメディアの未来、起業成功と失敗」ベンチャー支援プログラム

ベンチャー支援プログラム第1回

2011年3月11日（金）10時にレンタルオフィスのクロスコープ新宿に ネットエイジの西川さん がいらっしゃいました。

今日は、サイバーエージェント・ベンチャーズ 様と共同運営している クロスコープ新宿内にありますスタートアップベンチャー向けの
インキュベーションオフィス「startups base camp 」の第1回目の 支援プログラム。


第1回目にふさわしい方として、数々のネットベンチャーの立ち上げ に関わり、自らもngigroupの創業から株式公開までを経験されている
西川さんにお越し頂きました。


西川さんからは、参加したネットベンチャーの起業家の方々へ、創業から 株式公開までの間に学んだ成功体験と失敗体験、今後、更に本格化する
であろうソーシャル化におけるビジネスチャンスやベンチャーのポジション の取り方について、貴重なお話を頂きました。
また、西川さんの4年に1度のベンチャーブーム理論も聞けました。

ある程度、お話をして頂いた後は、ざっくばらんに参加者からの質問タイム！

Ｑ．.出資する際に、人を見るか、ビジネスを見るか？
Ａ．人が中心。ビジネスが未熟な場合はアドバイスをするが、それを受け入れるかどうかは本人次第で、人が良くてもビジネスがいまひとつの
　　場合は出資は難しい。

Ｑ．どういうベンチャーに魅力を感じるか？
Ａ．ビッグビジョンを持ちながらも、それだけに固執せずに、マイクロビジョンをしっかりと持っている人。先ずは世界を変える！という志を前面に押し
　　出さずに、Facebookのように身近な何かを変えることからスタートしているベンチャーに魅力を感じる。

Ｑ．デジタルネイティブの価値観についてどう考えるか？
Ａ．デジタルネイティブとくくるよりも、今はどのジェネレーションでもマス広告で物を購買する時代ではなく、個にあったものに消費する時代。
　　個人的には時間が欲しいので、無駄な時間を節約できるビジネスには注目していきたい。

他にもたくさんの質疑応答がありました！
そして、質疑応答の後は、参加者側から簡単に自己紹介をして、西川さんから個別にアドバイスをもらいました。


座談会は12時に終了し、その後は近くのレストランに移動し、約20名でランチへ。




ここでも、エンジニアをリスペクトすること、ソーシャルネット関連のビジネス情報交換など、ネットベンチャーのスタートアップに関与するメンバーならではの、熱い
トークが繰り広げられていました。
『そこに集うことで、技術がシェアされ、人脈がシェアされ、知恵がシェアされる、新しい形のベンチャー専門のシェアリングオフィス』を運理する私達としては、
参加された方々が西川さんを始め、参加者同士とつながり、これをきっかけに新しいビジネスが生み出されたり、組織を超えた仲間意識が醸成されて互いに
助け合うエコシステムが出来つつあることに興奮を覚えました。

また、第2弾では、スタートアップの起業家の皆さんが話を聞いてみたい、会ってみたい方をお呼び出来ればと考えておりますので、乞うご期待。