記事化を追求し続けるプレスリリース配信サービス ― @Press山名様インタビュー
ソーシャルワイヤー株式会社|アットプレス事業部
山名 様
・ご利用拠点:クロスコープ新橋、仙台、新宿AVENUE
・入会時期:2023年~

自己紹介と役割
― まずは自己紹介と現在の役割について教えてください。
(山名様)@Pressは20年以上続くプレスリリース配信サービスであり、私自身は7〜8年前から事業部長を務めています。これまでのキャリアを通じて、広報という仕事が企業の成長に直結することを実感し、常にその可能性を追求してきました。事業部長としては、単にサービスを運営するだけでなく、業界の変化を見極め、時代に応じた新しい仕組みやサポート体制を整備する責任があります。お客様の立場に立ち、プレスリリースが一つの「発表」にとどまらず、確実にメディアに届き記事化されることを目指す。そのために、スタッフ教育や仕組みづくり、そしてメディアとの関係構築にも注力しています。結果として、@Pressを利用することが企業の広報活動の成功につながると実感していただけるよう、日々業務に取り組んでいます。
.jpg)
サービス内容
― @Pressのサービス内容について教えてください。
(山名様)@Pressは、単なるプレスリリース配信サービスではなく、記事化を強く意識したサポート型のサービスです。お客様から原稿をお預かりした後、誤字脱字の確認や文意の明確化を行うことはもちろん、よりメディアに取り上げられやすい構成に仕上げることを重視しています。特に、社内に広報担当がいない企業にとっては「どう書けばいいのか分からない」という壁が大きく立ちはだかります。そうした課題に寄り添うために、当社では必ず担当スタッフがつき、リリースの魅力を最大限に引き出すための提案を行います。さらに、配信先となるメディアも当社が最適化し、内容に応じて的確なリストを選定することで、情報が確実に届く仕組みを構築しています。こうした流れにより、@Pressを利用する企業は「出すだけで終わらない広報」を実現できるのです。
競合との差別化
― 他社サービスとの違いや強みは何ですか?
(山名様)競合サービスとしてはPR TIMESをはじめ、同様の配信サービスが4〜5社存在します。ただし、ほとんどがセルフ型で、お客様が自分で設定を行い配信する仕組みです。@Pressの最大の違いは「伴走型」であること。担当スタッフが必ずつき、構成や文章表現、配信先選定までをサポートします。公開自体をゴールとせず、その先にある「記事化」「認知拡大」を本当の成果と位置づけている点が差別化のポイントです。結果的に「出しただけでは終わらない」「確実にメディアに届く」ことを実現できるので、長期的にリピートしていただけるお客様が多いのです。
利用企業の特徴
― 利用される企業の特徴は?
(山名様)年間で約1万社にご利用いただいており、中小企業が最も多いですが、大手企業や創業間もないスタートアップも数多く利用されています。特に、広報部門が整備されていない企業にとっては、当サービスのサポートが強い味方となります。近年ではプレスリリースを出すこと自体がスタンダード化しており、規模を問わず「何かを発表するときは必ずリリースを出す」という文化が浸透してきました。@Pressはその流れを後押しする役割を果たしていると自負しています。
業界トレンドとAI活用
― 最近の業界トレンドやAI活用について教えてください。
(山名様)SNSの台頭により、情報発信のチャネルは多様化していますが、依然としてプレスリリースの重要性は揺るぎません。当社では記事化を最優先に、AIを活用した仕組みづくりを進めています。例えば、AIで生成した記事をメディアに提供し、記者の負担を軽減することで情報発信のスピードを高める取り組みを進めています。これにより、プレスリリースは従来の「告知手段」にとどまらず、より効率的に社会に情報を広めるツールとして進化しているのです。今後はメディアとの連携をさらに強化し、AIと人の力を融合させた新しい広報の形を築いていきたいと考えています。

印象に残る事例
― 印象に残っている事例はありますか?
(山名様)最も嬉しい瞬間は、お客様のリリースが複数のメディアに取り上げられ、社会的な反響を得られたときです。記事化によって企業の認知が広がり、「問い合わせが増えた」「売上に直結した」といった声をいただくことがあります。また、アンケートで『これほど親身にサポートしてもらえたのは初めてだ』という感想をいただくこともあり、スタッフ一同大きな励みになっています。私たちは単にサービスを提供しているのではなく、お客様の挑戦を共に支えているのだと強く感じる瞬間です。
プレスリリース作成支援
― 原稿がない状態から依頼することもできますか?
(山名様)基本はお客様に作成いただいたリリースをお預かりしますが、ゼロから作ることも可能です。特に最近ではAIを活用したリリース作成サポート機能を導入し、広報未経験の企業でも安心してご利用いただける体制を整えました。多くはBtoC企業の商品発表やイベント開催に関する案件ですが、記事化されやすいテーマをスタッフが一緒に検討し、形にしていきます。『初めての広報活動で何をどう書けばよいか分からない』という企業に寄り添えることが私たちの強みです。
チーム運営と文化
― チームマネジメントや文化づくりで意識されていることは?
(山名様)@Pressは仙台・新橋・新宿と複数拠点にまたがって事業を展開しています。物理的に離れた場所で働くことによるコミュニケーションの難しさを解消するために、チャットやWeb会議を活用するほか、iPadを使って常時接続する仕組みを導入しています。まるで同じフロアにいるかのような環境を意識的に作り出すことで、拠点間の距離を超えたチーム運営を実現しています。こうした仕組みは社員同士の信頼関係を深め、組織全体の一体感を高める効果があります。
社員支援制度
― 社員支援や福利厚生について教えてください。
(山名様)当社では資格取得支援のような制度は特に設けていませんが、社員同士の交流を促進するためのコミュニケーション費用や社員旅行補助があります。業務の枠を超えた交流を大切にすることで、信頼関係が育まれ、結果として業務効率や顧客対応力の向上につながっていると感じます。福利厚生そのものはシンプルですが、こうした工夫がチーム力を高める基盤になっているのです。
入社のきっかけ
― 山名様ご自身の入社のきっかけは?
(山名様)私は10年以上前に一般社員として入社しました。ニュースワイヤー事業部に配属され、その後、仙台オフィスの立ち上げに関わりました。この経験を通じて会社から評価され、現在の事業部長という立場を任されるようになりました。入社当初は自分がここまで責任あるポジションに就くとは想像していませんでしたが、挑戦の機会を与えてもらえる社風が大きな成長につながったと感じています。
やりがい
― やりがいを感じる瞬間は?
(山名様)最もやりがいを感じるのは、チーム全体で目標を達成し、数字が伸びたときです。営業部門も運営チームもそれぞれ役割は異なりますが、最終的には同じゴールに向かっています。週次ミーティングで数字を振り返り、改善策を一緒に考えることで、成功体験を共有し、チームの士気が高まります。このプロセスこそがチームワークを強め、日々のやりがいにつながっていると実感しています。
求める人材像
― 新しい仲間に求める人材像は?
(山名様)特別なスキルよりも、まずはガッツが必要です。営業活動は電話が中心で、毎日多くのアプローチを続ける粘り強さが求められます。また、運営チームにはお客様とのやり取りを楽しめる人が適しています。私たちは「顧客に伴走する姿勢」を大切にしているため、単なる業務対応ではなく、相手の課題に寄り添い、一緒に解決を目指す気持ちを持てる人が理想です。
クロスコープ利用について
― クロスコープを利用して感じる魅力は?
(山名様)クロスコープを利用して強く感じるのは、オフィスとしての信頼感と高級感です。受付やラウンジの雰囲気がとても良く、お客様をお迎えする際に自社のイメージアップにつながります。自社単独でここまでの環境を整えるのは難しく、クロスコープならではの強みだと実感しています。また、光熱費などの管理も一括化されており、煩雑な業務負担を減らすことができます。結果として、本業に集中できる環境を整えてくれることが最大の魅力です。

今後の展望とメッセージ
― 今後の展望についてお聞かせください。
(山名様)@Pressは今後も「記事化を追求するサービス」であり続けます。AIを活用した効率化やメディアとの連携強化を進めることで、プレスリリースの価値をさらに高めていきます。お客様からお預かりしたリリースには必ず結果を出す、その信念を持ち続け、情報発信を通じて社会に貢献していきたいと考えています。また、クロスコープのようなレンタルオフィスは、企業にとって大きなサポートとなる存在です。快適な環境の中で新しい挑戦に集中できることは、成長のスピードを加速させると確信しています。
ソーシャルワイヤー株式会社|アットプレス事業部
ソーシャルワイヤー株式会社様では、20年以上にわたりプレスリリース配信サービスを提供し、記事化を最重視する独自のスタイルで数多くの企業広報を支えてきました。山名様のインタビューからは、丁寧なサポートとAIを活用した効率化を組み合わせ、変化する広報環境に対応し続ける柔軟性が伝わってきます。今後も企業の情報発信を支える存在として成長を続け、クロスコープもその挑戦を快適なオフィス環境で支援してまいります。
https://www.socialwire.net/