長年クロスコープを
利用いただいている理由とは。
レンタルオフィスを長期利用するメリットについて
株式会社コミュニケーション・コンパス
代表取締役 伊藤一徳 様
・ご利用拠点:クロスコープ新宿AVENUE
・入会時期:2011年~
― まずは貴社の事業サービスについてお伺いしてもよろしいでしょうか?
(伊藤さん)当社は、企業サイトやオンラインメディアのコンサルティングからコンテンツ企画制作、サイト構築までWEBサイト制作周りについてまるごとサポートさせていただく事業を行っています。特に、企業サイトのコンテンツの充実化、拡充化をメインにサポートさせていただいております。企業サイトへどういうコンテンツを掲載していくと効果的かとか、その方針とかを、実際にコンテンツを企画制作して分析した上で、さらにコンテンツの企画制作を行っていくというPDCAサイクル型の運用サポートを行っています。
― ありがとうございます。御社はワンストップでWEB関係などひととおり運営していただけ、継続してアドバイスしていただけるということですね。
(伊藤さん)パーツ毎でも請け負っております。お客様の中には上場している企業さんも多く、企業内に情報システム部だとかWEBディレクターを抱えている企業さんも多かったりします。コンテンツを作成できないとか定期的に情報発信できないといった場合には我々の方でコンテンツの企画制作のみお手伝いしている場合もあります。逆に、コンテンツの制作はしているけれどもデータ分析が上手くできないという悩みを抱えている企業さんも多いので、アクセス解析のサポートのみを行ったりする場合もあります。
― 貴社の事業の強みは何になるんでしょうか?
(伊藤さん)ひとつは、元日経の記者が取材して記事を書いているという点。 私自身も日経BP出身で、当社の編集長や副編集長も元日経BPの出版局長や編集長だったり、日経クロステックの副編集長だったりします。我々の元同僚だった元日経BPの編集長や副編集長、記者たちをネットワークしていて、彼らが取材・執筆を行いますので、そこが大きな強みとなります。 企業さんによっては「宇宙通信の計測機器」とか「量子コンピューター」の記事だとか、内容がとても専門的だったり、最近だと「ランサムウェア対策」「生成AI」とか普通のライターでは書けないような、より深い記事を求められます。当社はそのような記事を書ける記者を揃えています。 もうひとつは、深いアクセス解析ができる点です。当社にはデータサイエンスチームがありますので、企業サイトのデータを実際に解析してきたノウハウがあります。日経の元記者が書く記事と深いアクセス解析ノウハウが強みとなっています。
クロスコープへ入居した背景とは…?
契約面積を柔軟に変更できる点が
レンタルオフィスのメリット
― 2016年からクロスコープ新宿AVENUEオフィスを利用いただいていると思うのですが、オフィスをお探しされていた背景はどのようなことがあったのでしょうか?
(伊藤さん)御社には2011年からお世話になっておりまして、
― あ、2011年からでしたね、失礼いたしました。
(伊藤さん)2011年からクロスコープ新宿SOUTHを利用させてもらっていました。 最初は独立して私一人で事業を始めたので、自宅の住所を名刺に載せられないなというのと、「新宿」は自宅からのアクセスがよかったということもあり、まずは住所貸し(バーチャルオフィスサービス)でお借りしたというわけです。名刺には新宿の住所を載せることができました。で、すぐに社員を雇うことになりまして。自宅に来てもらうわけにもいかないので、住所だけでなくオフィスも借りるようになりました。最初は共有のオフィス(オープンタイプの専有席)を契約していましたが、だんだん事業が拡大していって3人から4人と従業員が増える中でクロスコープさんがプライベートオフィス(個室タイプのレンタルオフィス)のサービスを始めたということで、新宿AVENUEへ引っ越しました。
― はじめは「住所のご利用」から、事業拡大で従業員がジョインされて個室オフィスへ利用形態を変えられていったんですね
(伊藤さん)共有のオフィスを最初は利用させてもらっていたんですけれど、我々はお客さんとの機密情報なんかのやりとりもありますので(オープンタイプの席では)なかなか電話で話しにくかったこともあったんです。クロスコープで個室オフィスのサービス提供が開始されてすぐに(個室タイプ)お借りしました。
― レンタルオフィスの利用ははじめてだったと思いますが、どのようなイメージをお持ちでしたでしょうか?
(伊藤さん)そもそも私ひとりで(事業を)はじめていて、どれぐらいで人員が増えるのかとか予測が難しくて、かつ、増えた分座席を用意しないといけないので。クロスコープさんでは、人が増えれば増やせるし、減れば減らせるし柔軟性があるところがレンタルオフィスの魅力だと思っています。
レンタルオフィスを長期にわたって
利用している理由とは…?
ビルグレードとコストパフォーマンスが魅力
― 賃貸オフィスとは比較されなかったのでしょうか?
(伊藤さん)そうですね。賃貸だと、敷金・礼金が10か月とか1年とか、個人で借りるような賃貸物件(住宅)とはレベルが違うので、その分資金力も必要だし。他のレンタルオフィスも検討しましたけど、契約期間が長かったりとか、正直怪しそうなレンタルオフィスもあったりで、すごく安いけど契約更新後に料金が非常に高くなるという噂のところもあったりもして。クロスコープさんは良心的だったので利用させていただいています。 特にコストのところ、その辺についても柔軟なので、そこが良かったなと思っています。 普通に(賃貸事務所を)借りるとなると、最初にすごい資金が必要になってきたと思います。
― 新宿SOUTHから、新宿AVENUEへ移転されましたが、ビルグレードについて気になる点などはなかったでしょうか?
(伊藤さん)ビルグレードも良かったんで、トイレもきれいだし、うちの社員もトイレとかその辺気にしていますし、会議室もきれいですごく魅力的でした。賃貸を借りるとなると雑居ビルになってしまって、匂いとかが気になったり、新宿だと多くのビルはあるんですが、古いビルも多いので、社員と相談して、やはりここが環境的にもすごくいいなと。
ありがとうございます。共有設備について話が少し出てきましたので、参考のためにも、今後クロスコープに求める設備などはありますか?
(伊藤さん)今ブース(テレブース)も提供されていて、うちの社員も使っていますし、満足しています。他のレンタルオフィスだと、よりコミュニティ感のあるウィワークのような、観葉植物などを置いたり、リラックスできる環境、空間があればいいかな。強いて言えば、ですけどね。
― 御社はご自宅でリモートワークされている方も多いんですよね?
(伊藤さん)当社はフルリモートワークにしています。 ある時、ちょうど人員が増えていて、賃貸も検討しはじめていた時期があったんですよ。銀行さんからもその資金の融資を受けて、ここでもスペースが足りなくなったから出ようか、となっていたんですがその途端にコロナになって。支払う前にコロナになったのでそのまま留まりました。逆に、コロナ禍にクロスコープのオフィスを2度ダウンサイズして、そこも柔軟に対応いただけたので。
ワークスタイルの変化
コロナ後もリモートワークを継続
― コロナ禍で出社NGの最中事業をどのように継続していくか頭を悩ませていた経営者も多いと聞きますが、御社はリモートワークが適していたんですよね?
(伊藤さん)そうですね。もともとオンラインビジネスが当社のドメイン事業なので、基本PC1台あればほとんどの仕事はこなせます。2020年4月に緊急事態宣言が発令されたと同時にフルリモートに切替えました。
― 出社率はどのぐらいなんでしょうか?
(伊藤さん)そうですね、基本はデフォルトで「フルリモート」という形にしていて、スタッフによっては「今日は自宅じゃ仕事のやる気がでないよ」という場合は出社してきたりとか、取材するスタッフもいるので、取材なんかの外出時にオフィスに立ち寄って些細な業務とか、取材と取材の間の空き時間にオフィスを使ったりとかしています。あと、お客さんが来るときなんかは、会議室を利用させてもらっています。
― たまたまですが先日、お引越しを手伝わせていただいたときに、社員がオフィスを快適に使えるようにお飲み物なども用意されていて、リフレッシュできるように配慮されていると感じたのですが・・・
(伊藤さん) コロナになる前は、(社員に)ネスカフェアンバサダーとか、ウォーターサーバーとか全部無料で提供していたんですよ。当社のお客さんには、外資のお客さんが多かったり、私もアメリカへ出張に行くことが多かったりして、GoogleとかAmazonとかいろんなオフィスを尋ねたり視察に回ったりして。アメリカのIT企業に取材すると、社員に対してフリードリンクや、フリーフードとか、夕食まで全部無料だったりするんで、日本の企業でもそういった取り組みをしているところはあると思いますが、小さい会社ながらもなるべくそうしたオフィス環境を整えたいというのがありました。お菓子も随時補充したりしていたんですが、コロナになって賞味期限切れしちゃったりして(笑)。
- 御社のお部屋の中を見せていただいたときに、そういうところは社員の方たちの満足度のためによく考えられていて、さすがだなと思いました。社員のモチベーションにも繋がりますよね。オフィス環境を良好に保つために、今後クロスコープもサービス向上に努めたいと思います。
株式会社コミュニケーション・コンパス
オウンドメディア強化のための、コンテンツ制作やコンサルティング事業など。
「つくりっぱなしにしない、コンテンツ運営。」をテーマに、コンテンツ制作からレポート作成、コンテンツ改善のためのコンサルティングまでコンテンツ運営をワンストップでサポート。大手メディアで膨大な数のコンテンツを制作し、データを分析してきた実績から、効果の高いオウンドメディア運営をサポートしている。