【レンタルオフィス入居者向けコラム】メンタルヘルスケアについて

2010年10月19日

10月1日から10月7日まで、全国労働衛生週間であったことはご存知でしょうか。

昭和25年に第1回が実施されて以来、今年で第61回目を迎えており、
働く人の健康の確保・増進を図り、快適に働くことができる職場づくりに
取り組む週間です。

導入当初は、主に製造業の労働環境を改善し、
労働災害による疾病(けがではない)を防止していくことが
目的であったと思われます。

毎年発表されているスローガンを並べてみますと・・・

昭和26年・・・「労働者の疾病・特に職業性疾患並びに産業結核の絶滅を期する」
昭和30年・・・「健康診断およびその事後措置の適正なる実施に重点」
昭和40年・・・「作業条件と環境をととのえ、健康な職場を作ろう」
昭和46年・・・「”健康”は職場と家庭のあいことば」
昭和59年・・・「広げよう環境管理 進めよう作業管理 高めよう健康管理」
平成 5年・・・「いきいき健康 仕事にゆとり 笑いいっぱい元気な職場!」
平成15年・・・「見つめてください心とからだ 見なおしましょう職場環境」
平成19年・・・「こころにゆとり からだに余裕 みんなでつくる 健康職場」
平成21年・・・「トップが決意 みんながつくる 心の健康・明るい職場」
 ※昭和26年、30年は重点項目として発表、以後はスローガン

なんだか時代の変遷が表現されていますね。


昨年の業務上疾病による被災者は、厚生労働省によると7,491人で過去最少だそうです。

これは、施設改善や健康診断の徹底等で、粉じんや化学物質等による健康障害の
発症が、改善されているというのが大きな理由でしょう。

しかし、一方で、勤務問題を原因・動機のひとつとしている自殺者は約2,500人。
また、仕事や職業生活に関しての不安やストレスを感じる労働者の割合が
約6割にのぼっていることと、メンタルヘルス上の理由により休業または退職
する労働者数や精神障害等による労災認定件数が、高い水準で推移している
といった理由から、近年は「こころの健康維持」に重点がおかれております。

というわけで、今年のスローガンは

『心の健康維持・増進  全員参加でメンタルヘルス』


従業員の健康状態に留意していくことも、経営者にとって大切なことです。

◆健康診断を定期的にうけていますか?
◆周囲に悩みや不安を抱えている人はいませんか?
◆仕事ぶりや日常生活に、以前と比べてどこかしら変化のある従業員はいませんか?


経営者自身も、どんなに多忙な日々でも、ほんの少しの時間、
こころとからだを振り返るゆとりをもっていきたいものです。